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【要確認!】FFIのキャスティングインストラクター試験に変更が。


2021年1月から、
FFIが運営しているキャスティングインストラクター試験に変更が加えられます。

今回変更されるのはTHCI。
つまり、スペイキャストを主とした
ツーハンドのインストラクターです。

これまでのツーハンドインストラクターの試験は1種類のみでした。

それが2種類のカテゴリーに分けられます。

これまでのTHCIは、
その試験内容が
主にミディアム~ロングベリーのラインを使うことを主体としており、
これは今後THMCI(Two Hand Master Casting Instructor)
としてカテゴライズされます。

今回新しく加えられるのは、
THMCIの前段階としてのカテゴリーで、
その試験はもっと短いベリーのライン、
スカンディやスカジットラインを中心とした
ものとなります。

そして、
2021年1月以降は、
THMCIの試験を受けるには、
その前にTHCIの試験をパスしなければ
受けることができなくなります。

FFIとは

ここで、このインストラクター公認プログラムを
主宰している団体である
FFIについて簡単にご説明しておきます。

FFIとはFly Fishers Internationalの略で、
1964発足のアメリカを拠点にする、
フライタイイングや、キャスティング、自然保護など、
フライフィッシングに関するあらゆる面を、
全世界に向けてサポートする団体です。

旧名称はFFF、
Federation of Fly Fishers。
古くからフライフィッシングをされている方には
こちらの名称のほうがなじみがありますね。

この団体のホームページリンクもご紹介しますので、
ご興味のある方はご覧ください。

こちらです。

FFIが公認するインストラクター

ここで、FFIが主催している
キャスティングインストラクター公認プログラムについて説明します。

これは、Casting Instructor Certification Prgramの頭文字をとり、
CICPと呼ばれています。

そして、そのインストラクターは、
現在のところ、以下の3つのカテゴリーに分けられています。
それぞれのカテゴリー別に試験が設けられ、
これにパスすることで、その資格が与えられます。

CI

最も基本的なインストラクター。
おもに、シングルハンド・オーバーヘッドキャストのインストラクターです。

すべてのインストラクターは、まずこの資格を得てから、
必要とあれば、別のカテゴリーのインストラクターの試験を受験します。

MCI

CIの上位に位置するインストラクターの資格です。

CIよりも高いキャスティング技術や知識が要求され、
キャストの種類も、オーバーヘッドだけでなく、
スペイキャストなどに対する知識や技術が必要となります。

また、キャスティングだけでなく、
釣りに関する知識や、釣り場でのエチケット、
インストラクターとしての心構えやその他、
人格や、コミュニケーション能力など
多くのものが求められます。

THCI

ツーハンドのキャスティングインストラクター。

これまではツーハンドのインストラクターについては、
このカテゴリーのみでした。

この資格を得るための試験は
たいへん厳しいものでした。

求められるものはMCIとほぼ同等で、
技術試験での項目の多さから、
MCIよりもタフだと言われていました。

そのため、これにつながる”入口”とも言える、
シングルハンドのCIに相当するカテゴリーが必要なのではないかと
いう意見が多くありました。

各インストラクターの試験については別記事でも書いていますので、
ご興味のある方はご覧ください。

こちらです。

新THCIテスト内容

その、今回新しく導入される
ツーハンドインストラクターの
入口ともいえる、
新THCIのテストの内容をご紹介します。

試験はパフォーマンステスト、
ティーチングスキルと間違いの修正、
それから口答試験が行われます。

そのうち、パフォーマンステストの内容は
だいたい以下のようなものです。

イクイップメント

テストで使用されるロッドやラインなどは以下の通りです。

・ロッド

長さ14ft以下であること。

・ライン

一般で入手可能な製品であること。

フローティングラインは30ft以上のヘッド長の物を推奨。
ランニングライン一体型でも、
シューティングヘッドを接続するタイプでも
どちらの使用も可。
ただし、ランニングラインは
コーティングしたタイプのものを使用すること。
(モノフィラメントは不可)

シンクティップはシンク部分が10ft以上で
シンクレート6-7ips(タイプ6、8あるいはそれ以上)
であればマルチティップのシューティングヘッドでも
ループtoループ接続の物でも、
あるいはスカジットシステムでも使用可。

・リーダー

フローティングラインには10ft以上の長さが必要。
シンクティップに関しての制限は無し。
リーダーの先端には見やすいヤーンなどをフライとして使用。

実技試験は
・ツーハンドキャスティングの基本
・フローティングライン・タスク
・シンクティップライン・タスク

ツーハンドキャスティングの基本

先ずはツーハンドキャスティングの
基本的なものについての試験です。

オーバーヘッドキャスト

1. オーバーヘッドキャストの用途の説明。

2. 65ft以上の長さのラインを右手側で、ナローループを作る。

3. 2と同じことを左側で行う。

4. ループサイズについての説明とデモンストレーション

5. テーリングループについての説明とデモンストレーション。

6. シュートして85ft以上投げ切る。

ロールキャスト

1. ロールキャストの用途の説明。

2. 右手側でのスタティック・ロールキャスト(デッドラインのロールキャスト)
シュートしないで65ft以上の距離を投げる。

3. 左側で2.と同じことをする。

スウィッチキャスト

1. スウィッチキャストの用途の説明。

2. Dループで65ft以上のラインをシュートしないで、
左右の側で投げる説明とデモンストレーション。

3. Ⅴループで2.と同じことをする。

4. 右手側でシュートして85ft以上投げ切る。

5. 左手側で4.と同じことをする。

6. パイルドアンカーについての説明とデモンストレーション。

フローティングライン・タスク
シングルスペイ

1. シングルスペイの用途の説明。

2. 右側で45度の角度変換を伴うキャストのデモンストレーション。
距離は65ft以上。シュートはしない。

3. 右側で45度の角度変換。
シュートして85ft以上を投げ切る。

4. 左側で2.と同じことをする。

5. 左側で3.と同じことをする。

6. 2.あるいは4.と同じことを90度以上の角度変換で行う。
どちら側で投げるかは問わない。

7. 想定したフォワードキャストの方向よりも、
アンカーポイントが下流すぎる場合を説明し、
デモンストレーションをする。

8. 想定したフォワードキャストの方向よりも、
アンカーポイントが上流すぎる場合を説明し、
デモンストレーションをする。

9. ブラッディLが起こる原因となる、
不適切なアンカープレースメントについて説明し、
デモンストレーションをする。
これがキャストに与える影響も説明。

スネークロール

1. スネークロールの用途の説明。

2. 左側で90度の角度変換。
シュートせず、65ft以上投げる。

3. 2.をシュートして85ft以上の距離で行う。

4. 2.と同じことを右側で行う。

5. 3.を右側で行う。

6. タイミングが良くない場合を説明し、実演する。

ラインマネージメント

1. ラインをシュートすることについて説明。
ラインをリリースるのはいつが適切か?

2. ラインをシュートする時の、
ラインの取り扱いについて説明。

3. メンディングについての説明。

シンクティップライン・タスク

ここからはシンクティップラインを使用しての
実演と説明になります。

ダブルスペイ

1. ダブルスペイの用途の説明。

2. 左側で90度の角度変換。
シュートして85ft以上投げ切る。

3. 右側で2.と同じことを実演。

4. 45度の角度変換を65ft以上の距離で実演。

5. リフトと最初のラインポジショニングが終了した時の、
アンカーポイントの適切な位置はどこか?
また、なぜそうなのかの説明と実演。

6. ブラッディLになる原因となるアンカープレースメントについて
説明し、実演する。
それはキャストにどのような影響を与えるのか?

7. 6ft程度の少ないバックスペースでのキャストを
説明し、実演する。

スナップキャスト

1. 右側で90度の角度変換を伴うスナップT、
もしくはスナップCを、
シュートして85ft以上の実演をする。

2. 左側で1.と同じことを実演する。

3. 45度以下の角度変換をシュートして85ft以上のスナップT、
もしくはスナップCを実演する。

その他のシンクティップライン・タスク

1. ペリーポークとは何か?
いつ、なぜ、それが使われるのか?
シュートして85ft以上を投げ切る実演をする。
左右どちらで行うかは、試験官が選択する。

2. シュートして85ft以上を投げ切るシングルスペイを実演する。
左右どちらで行うかは、試験官が選択する。

3. スカンディとスカジットシステムでキャスティング・スタイルを
変える必要性について説明する。

4. オフショルダー(カックハンド)のダブルスペイもしくはスナップキャストを
シュートして85ft以上を投げ切る。
左右どちらで行うかは受験者が選択できる。

新しいTHCI、THMCIの試験の詳細は下のリンクをご覧ください。
オーラルテスト、つまり口答試験の
例題も併せて載っていますので、
ご参考にしてください。

ただし、この口答試験は、
この中かから抜粋して、
つまり、必ずこの中から出題される
というものではありません。
あくまでも”こんな感じ”の
質問がされるのだと思っておいてください。

どんな質問が来ても
動揺せず、冷静に、よどみなく
答えられるようにすることが肝心です。

*注意:英文です。

リンクはこちら

この変更による影響

これまで、あまりにも難しいと言われ続けていた
この、ツーハンドインストラクターの試験ですが、
これの前段階のカテゴリーを設定することで、
その窓口がより広がります。

この、ツーハンドインストラクターの試験は
それができる試験官の数も少なく、
日本だけでなく、世界的にも試験回数そのものも少ないので、
ツーハンドインストラクターを目指して、
試験の準備を始めても、
なかなか試験を受けるチャンスそのものが少なく、
そのうえ相当な難易度だったため、
試験にパスできる人は、
本当に少なかったのですが、
今回のTHCIの設定により、
インストラクターへの間口が広がり、
段階を踏んでステップアップできるので、
より健全なインストラクターの育成が可能になります。

最後に

今回のCOVID-19の影響で、
今年は日本でも開催が予定されていた
インストラクター試験も
残念ながら中止になってしまいました。

インストラクターになろうと、
準備を進めていた方たちは
どうか、モチベーションを維持し、
次の試験に備えていただきたいと思います。

そうでない方も、ご興味がわいてきたら、
実際に試験を受けなくても、
そのための練習を積むだけでも、
そうとうに得るものがあるはずです。

是非トライしてみてください。

時折インストラクターが集まり、このようなワークショップを開催して、キャスティングやティーチングに関する新しい知識やテクニックの交換をしています。 写真:池田健二氏

 

お知らせ

インストラクター試験に合わせた個人レッスンなども行っていますので、
ご興味のある方は一度ご覧ください。
キャスティングの個人レッスンはこちら

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スナップキャスト


noteに久しぶりに新しい記事をアップしました。

今回はスナップT、Ⅽスペイ、サークルⅭ等いろいろな呼び名でおなじみのスナップキャストについてです。

noteのスナップキャストの記事をご覧になるには、こちらをクリックしてください。

岡田裕師のnote

 

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スネークロール


随分暫く投稿できていなかったnoteにようやく新しい記事をアップしました。

 

今回はスネークロールについて書いています。

是非ご覧ください。

noteのスネークロールについてはこちらをクリックしてください。

noteのトップページはこちら

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ダブルスペイ


只今スペイキャストについて投稿している有料コンテンツ『note』に新しい投稿、

ダブルスペイをアップしましたので、是非ご覧ください。

 

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スウィッチキャスト(Switch Cast)


スウィッチキャスト

ロールキャストに次いでスペイキャストの基本となるキャスト方法です。

ロールキャスト同様、最初にセットしたラインと同じ方向に投げ返すスペイキャストです。

やり方

スウィッチキャストのやり方を簡単な大きな流れでご説明します。

まず初めに流れを利用するか、ロールキャストでラインを真っ直ぐ水面に伸ばしておき、ロッドはそのラインの方向を向き、ティップを低く水面近くに構えます。

イニシャルリフト

スタートの位置から、ロッドティップが真っ直ぐ上に上がるように、ロッドをゆっくりと持ち上げます。

バックキャスト

時計の文字盤で10時ぐらいまで持ち上げたら、そのまま動きを止めないように注意しながら、ロッドティップで赤い矢印のような中央が下に凹んで両端が少し持ち上がっている選を描くようにバックキャストを行います。途中でラインがたるまないように気を付けてください。このリフトの頂点は慣れてきたら情況に合わせて様々に調整することになりますが、まずは10時ぐらいで基本の”コツ”をつかんでください。

この時の要領は、オーバーヘッドキャストでラインを水面からピックアップする時のように、スムーズに加速しながら、ラインにかかる水面の抵抗を利用しロッドを曲げていきます。ストロークの最期でその曲がったロッドが復元する力で水面のラインは空中へ引き抜かれ後ろへ勢いよく飛んでいきます。この時オーバーヘッドキャストと違う点は、オーバーヘッドの時よりもやや力をセーブすることと、オーバーヘッドではロッドをほぼ真っ直ぐ立てて、ロッドティップが常に上へ向かうのに対して、このキャストではロッドは横にスウィングしながら、矢印の軌道を描く点です。

上手くいけばラインは静かに水面から引き抜かれ、後ろに大きなループを形成して飛んでいきます。

この時ラインの先端部分はほぼ真っ直キャスト方向を向いた形で水面近くを低い軌道で飛んできます。

その真っ直ぐの形で、低く飛んできたライン先端部分はキャスターの少し前から横あたりに、静かに着水します。

これが、アンカーとかスティック、グリップなどと呼ばれるもので、スペイキャストとそのバリエーションとなるキャストにたいへん重要なものとなります。

フォワードキャスト

アンカーがセットされると同時にフォワードキャストをスタートします。やはりスムーズに加速して10時ぐらいの位置でロッドを止めます。このストップの位置は厳密に10時ではなくても構いません。適切なストップの位置はラインの長さや重さ、ロッドのアクションなどにより少しづつ変わります。

ループはオーバーヘッドと同じ形で空中をタイトループを描き飛んでいきます。

ラインの落下に合わせてロッドを下ろしていき、元の位置に戻します。

このキャストの大きな流れはこんな感じになります。

このキャストも、その他の多数あるスペイキャストのバリエーションも、またロールキャストも、安全のため風の方向に合わせて常に風下でロッドを振るようにします。そのため全てのキャストは左右どちら側でもキャストできるように、苦手なサイドがないようにしておく必要があります。さもないと、釣りができる場所が大きく限定されてしまうことになります。

そんな左右の投げ分けの例を動画でご覧ください。

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ロールキャスト


ロールキャスト


皆さんご存知のように、ロールキャストは数あるフライキャスティングの内で、最もバックスペースを必要としない投げ方の一つです。

また、このキャストは他にもいろいろ実際の釣りで役立つ”機能”がたくさんあります。

水中深く沈んだシンクティップやフライを水面まで持ち上げて、ピックアップをしやすくしたり、

岩などに引っかかってしまったフライを外したりなどなど…。

その他に忘れてはいけないものに、水面にできたラインのスラックを取り除くという、たいへん重要な役割もあります。

他のほとんどのキャストは、先ずロールキャストでこのスラックを取ることから始めますので、このキャストを習得しておかないと、このあとが続かないのです。

やり方

先ず、リールからロッドの3倍程度のラインを引き出します。そのラインが全てロッドティップから出ていない場合は、ロッドティップから出ているラインの先端部分を水に付けた状態でロッドを左右に振りながら、ラインがガイドを滑りながら出ていかせます。川など水の流れがある場所でしたら、ラインが全て流れ下るまで待てばよいのですが、止水の場合はそのままスラックができたままのラインを水面に浮かせておきます。

それから、ロッドを低くティップが水面近くに、ラインが真っ直ぐ伸びている場合はその方向を、スラックがある場合はキャスト方向へ向けて構えます。

そこからゆっくりロッドを後ろへスライドしていき、体の横を通り過ぎるあたりからティップを持ち上げ、時計の文字盤で1時ぐらいの位置で構えます。この間ラインはゆっくり水面を引きずられるように手前に近づいてきます。最初にラインにスラックが入っている場合は、この時にラインのスラックがほどけていきます。この動きはゆっくりと、ラインを引きずるようにしてください。決して後ろへ投げようとしないでください。

この位置でロッドを構えているとラインはさらに手前に引きずれてきて、ベリー部分はロッドティップから垂れ下がってきます。

ラインが引きずられてくるのにしたがってラインが水面から空中へ離れる点(ポイントP)がだんだん近づいてきます。その位置が自分のすぐ前から横の辺りに来たら、フォワードキャストを開始します。

スタートはゆっくり、スムーズに加速。ロッドが10時ごろの位置で急激にストップします。

ラインは空中にループを描き、飛んで行きます。

ループがほどけ、ラインが水面へと落下するのに合わせてロッドを元の位置に戻します。

後ろから見た動画はこちら

 

フォワードキャストの時、アンカーの少し内側をアンカーのラインと平行にキャストするようにします。

ラインにスラックがある場合のキャストはこのようになります。

この時の仕様タックル

Rod: O-REX Master Spey Caliburn 13’6″ #7/8/9

Line: NextCast FallFavorite 55 #7/8