
最近取り扱いをはじめた
ニュージーランドのブランクメーカー
CTSのグラスロッドのカスタムメイドの
ご依頼をいただき、作りました。
2ピースのグラスロッド。
スピゴットフェルール、オス部分が折れ、
メス部分に取り残された例です。
幸い取り残されたフェルールは、
無事取り除くことができたので、
折れたオス分の修理だけで済みました。
G.ルーミスの創業者、ゲイリー・ルーミスが
現在経営しているブランクメーカー。
ノースフォーク・コンポジットのグラファイトロッド、
LMXシリーズの組み立て依頼をいただきました。
長年の使用ですっかり傷んでしまった
グリップとリールシートです。
ご覧のように、リールシートには
無数の大きな傷が入り、
グリップはエンド部分の傷みが激しく、
補強のためか、ユーザーの方が
スレッドを巻き、
何かでコーティングされていました。
今回のご依頼は、
その傷んだリールシートを
新しいものと交換して
グリップは、痛みが激しい
後ろの部分だけを
付け替えたいということでした。
出来上がりはこんな感じになりました。
グリップのほとんどの部分は、
オリジナルのままです。
ただ、その部分も
コルクのピット(穴が開いた部分)は
パテで埋め、表面を少しサンディングして、
新しく下部分と質感を合わせました。
ロッドの修理や改造、
カスタムビルドは下のフォームから
お気軽にお問い合わせください。
フライロッドのティップ、
先端から20センチほどが折れてしまったロッドの修理です。
この位置だと、折れた部分にトップガイドを
取り付けて使うには下すぎる。
つまり、この部分では硬すぎて、
とてもフライロッドとしては
使い物になりません。
幸い折れた部分は紛失しておらず、
この部分をつなぎ合わせれば、
再び使うことができます。
今回の修理の仕方は、
だいたいこんな感じです。
折れた部分の内側から補強するために、
内径に合うようにソリッドのグラファイトを
削り出し、それで接続。
つまり、極細のスピゴットフェルール
のような感じでつなぎ合わせました。
そして、その上から
グラファイトの繊維を巻き付け
接合部が割れないように補強して、
エポキシ樹脂でかためました。
仕上がりの感じはこんな感じです。
出来上がったロッドの曲がりを確認するために、
軽く曲げてみました。
大切に使っていたロッドが折れてしまった。
でも、もう生産中止で、メーカーも修理してくれない。
大事にしていたロッドだから、
なおるものなら、直して使いたい。
そんなロッドをお持ちでしたら、
下のフォームからお問い合わせください。
新規で取り扱いをはじめた
ニュージーランドのブランクメーカー。
CTSのブランクが先日少し入荷してきました。
そして、そのうちのグラス製のツーハンドロッド
クオーツDQの11’6” #6を先日組み上げました。
お客様ご愛用の2ピースロッド。ガイドのラッピングが2か所ほど傷んでしまったので、その部分を修理するついでに、これを4ピースにしてほしいとのことで。修理、改造を承りました。
オリジナルのロッドのフェルールがスピゴットだったため、新しく作るフェルールもそれに合わせてこのようになりました。
同時にそれに合わせてクロスバッグとケースも作らせていただきました。
CNDの人気モデル。ソルスティスシリーズの13’#6/7/8のカスタマイズです。
今回のご依頼はコルクリングにフロア・プラスのグレードを使用したスーパープレミアムの仕様。
写真では分かり辛いのですが、スレッドカラーは今回は落ち着いた色合いのダークブラウンを基本に、ロゴ回りの飾り巻きはブラックとブロンズにしてみました。
お問い合わせ、お申し込みには下のフォームをご利用ください。
長年使いこんで、傷みが激しくなったリールシートのコルク製スペーサーを、耐久性に優れたもっと硬い木製に交換、リングやポケット等金具部分はできればそのまま使いたいとのご依頼がありました。
手持ちのウッドスペーサーでは少し径が太くリングにサイズが合わなかったので、少し削り交換することに…。
仕上がりはこのような感じに。
表面の仕上げは木目の風合いを残すように、オイルフィニッシュにしてみました。
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