に投稿 2件のコメント

ロッドティップ修理


フライロッド、ティップの極先端部分が折れたので修理をというご依頼がありました。

これまでは折れたロッドのパーツを接続する時、通常折れた部分の外側からそれを被せるように太めのブランクを挿入して接続していました。

その方法は、接続部分の強度に優れており、バットなど太い部分には良いのですが、ティップ等繊細な部分では上の写真のように太さが目立ってしまい、見た目にも違和感が大きく、ロッドの曲がりにも大きく影響してしまいます。

そこで、今回はやり方を少し変えてみました。

写真ぼけてしまいすいませんm(__)m。

折れた部分の内部にそれに合うように加工したソリッドのグラファイト棒を挿入。ティップ側もピタリと収まるように削り出し挿入して接着しました。

このような感じになりました。

これだけでは強度的に問題があるので、グラファイト繊維を巻き補強、その後表面を研磨して均し、バーニッシュで仕上げました。

このようになりました。

見た目にかなりすっきりしたものになりました。

また曲りもよりスムーズになりました。(出荷前に写真を撮るのを忘れてしまいました…(-_-;))

ロッドティップ修理」への2件のフィードバック

  1. お問い合わせいただき、ありがとうございます。

    ロッドの折れた部分をつなぎ合わせる修理は、折れた個所や程度により多少変わりますが、
    ¥8,000~¥15,000(税別)+送料程度になると思います。

    折れた個所の写真をお送りいただけたら、もう少し詳細なお見積りができると思います。

    他にご不明の点などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

    よろしくご検討のほど、お願いいたします。

  2. ロッドティップの修理が可能とのページを見つけたのでお尋ねします。
     シマノfreestone fv833 とスミスジョージセルビンマリエット#764のティップです。破損したティップはそれぞれ現有しています。
     だいたいどれくらいの金額になるのか教えていただければ、検討したいと思うのですが見積もりは可能な物でしょうか、よろしくお願いします。

    *スミスジョージセルビンマリエット#764は、16g、6mのラインでスカジットのシングルハンドキャストで使用していました。破損は自動車のドアに挟んだためです。修理後の強度がスカジットキャストに耐えられないようでも、できれば使用方法を考えて利用したいと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です