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パントマイミングその2


先日ご案内した、室内でのフライキャスティング練習の一つ、パントマイミングの動画の2回目をYouTubeにアップしました。

1回目の前回はピックアップ・レイダウンやショートラインでのフォールスキャストといった、比較的ベーシックなストロークの解説でしたが、今回はさらに長いラインでのストロークやホール、シュートといったロングキャストに必要なテクニックについて解説しています。

未だご覧になっていない方は是非ご覧ください!

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ロッドを使わないフライキャスティング


最近、Youtubeにロッドを使わずにキャスティングをするというのをアップしました。

未だご覧になっていない方は1度ご覧ください。

そして、もしよろしかったらチャンネル登録やイイネなどもしていただけたら幸いです!

このキャストは、私が知る限りではかのリー・ウルフ氏が最初にして見せたのではないかと思います。

氏はリーダーの先にサーモンフライを結び、手にロッドは持たず、リールとラインだけでキャストし見事アトランティックサーモンを釣り上げるというデモンストレーションを大衆の面前でやってのけたという逸話を雑誌の記事で読んだことがあります。

この人はそれだけではなく、他にも数々の信じられない”武勇伝”があります。その一つにこんなことがあります…。

グラスロッドにクリック式のサーモンリールを取り付け、木製の小舟からストライプトマーリンをティージングやチャミングをするのではなく、サイトフィッシングで釣り上げて見せ、それをフィルムに記録しテレビで放映したというものです。そしてそれはIGFAのフライフィッシング12ポンドクラスの世界記録として永らく君臨していたのです!

私はこのフィルムを見て衝撃を覚えました。

私もいつかこのような後世に残るを1つでも良いから残したいものです…。

話が横にそれてしまいました…。

このキャストにも私には忘れられないエピソードがあります。

もうずいぶん前になりますが…。アメリカのフライフィッシングのディーラーショーに行った時の事、キャスティングプールでSAGEのロッドを試投していた私に、当時WinstonからSAGEに移籍したばかりのロッドデザイナー、ジェリー・シーム氏が話しかけてきました。「それ、何番のロッドだい?#10か…かなり重いラインだな…チョット貸してくれる?」と言って、私からそのタックルを受け取り、ロッドは下において、この動画のようにラインだけでキャストをして見せ。ウィンク一つ残してブースに戻っていきました。その距離20ヤードほども飛んでいたでしょうか…無風という好条件だったとは言え、信じられない距離です。

思えばこのテクニックはリー・ウルフ氏からその奥様のジョーン・ウルフ氏へ、それから同じWinstonにいたジェリー・シーム氏へと脈々と受け継がれた”お家芸”のようなものなのかもしれません。

まだやってみたことがない方、一度試してみてはいかがでしょう?ただ、あまり頑張りすぎて体を傷めないように気を付けて…( ´艸`)