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【ロッドカスタマイズ】O-REXニンブルスペイ メリボラ


うちのオリジナルロッド、
O-REXニンブルスペイシリーズのメリボラ、
11ft8in #5/6のご注文です。

今回のご注文は基本的にはグリップに使用するコルクのグレードに
フロア・グレードを使用したプレミアム仕様。

ただ1点、通常と違うご要望がありました。

このロッドに取り付けるリールに
フットが長いオールドリールを使いたいとのこと。

現在市販されているほとんどリールシートでは、
スペーサーが短すぎて、このようなリールを
取り付けることができません。

スペーサー部分を改造して長くすれば
取り付けることができますが、
今度は通常のリールには長すぎて
取り付けることができなくなってしまいます。

スクリュー部分を長くすればよいのですが、
残念ながら、現在のところうちではネジを切る設備がなく、
それができません。

そんな中、お客様からご提案頂き、
グリップのリールシートから続く部分を
写真のように加工することにしました。

このようにすれば、長いフットのリールを取り付けるときは
ネジの部分をグリップの方へ押し上げれば取り付けることができます。

なるほどこの方法であれば、どちらのタイプのリールでも
取り付けることができます。

お客様のご厚意で公開させていただきました。

このほかにも様々なカスタムビルドに対応させていただきます。

お問い合わせなどありましたら下のフォームからお知らせください。

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    3ピースフライロッド、フェルール修理


    今回は3ピースのフライロッドの修理です。

    2つあるフェルールが2つとも破損し、それを再建するというものです。

    今回のロッドは現オーナーがお知り合いより譲り受けたもので、
    たいへん思い入れのあるロッドなので、
    それをまた使いたいということでご依頼いただきました。

    ロッドを拝見するに、全オーナーの方がご自身でフェルールを自作、
    改造されたものではないかと思われました。

    2つあるフェルールのうち、バット側のフェルールはスピゴット・タイプで、
    これはこのロッドのもともとあったフェルールではないかと思います。

    この部分はメス側の内部でフェルールが折れ、口割れもしていました。

    ティップ側のフェルールはスリップオーバーのタイプで、
    こちらは自作されたのではないかと思いました。

    こちらのフェルールはスリーブが抜け落ちて紛失していました。

    ティップ側のフェルールは、径の合うブランクを切り出し、
    接着してフェルールを作りました。

    バット側のフェルールは、メス側内部に残された部分を抜き取るのは困難なため、
    それよりも上で一旦カットし上から押し出して抜き取り、
    口割れした部分はカーボン繊維を巻き補強しました。

    折れたオス側はドリルで掘り出し、フェルールの径に合わせて削り出した
    ソリッドのカーボンロッドを挿入、接着しました。

    修理前の状態を撮影し忘れてしまったのですが、出来上がりはこんな感じになりました。

    お客様の声

    後日、お客様よりこのようなお言葉をいただきました。

    ブラットノット
    岡田様

    お世話になりました。
    本日無事に商品受け取りました。
    想像以上の出来栄えで満足しております。
    思い入れがある竿だったのでこれで今シーズンも楽しめそうです。

    また何かありましたら駆け込むと思います。
    その時はよろしくお願いいたします。

    ありがとうございました。

    あなたも大切なロッド、思い入れのあるロッドが壊れてしまい、
    メーカー修理も不可能なのであきらめているのがありましたら、
    一度ご相談ください。

    多くのロッドがまたよみがえって以前のように使っていただけるようになります。

    修理のお問い合わせ、ご依頼は下のフォームよりお知らせください。

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      グラスロッド、ティップ折れの修理


      以前ご紹介したのと同じように、ロッドティップの極先端部分が折れたロッドの修理です。

      今回はグラスロッド。

      今回も折れた個所にトップガイドを取り付けるのではなく、
      折れた個所を繋ぎ合わせました。

      今回は補強として巻くファイバーを、塗装が透けて見えるように
      カーボンではなく、グラスの繊維にしました。

      あなたもこのように愛用のロッドが折れてしまい、
      メーカーももう製造中止で部品を持っておらず、
      修理不能といった状態で、でも何とか直して使いたいといった
      ことがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。

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