
芝生でのパフォーマンスタスク:セクション1A
タスク2:オーバーヘッドキャスト(ワイドからナローループ)
簡単な説明に続き、フォルスキャストを3段階でワイドループから徐々にタイトループにします。ラインは50フィート。
各ループサイズ
この場合のループ幅は、ワイドループ:8ft(約2.44m)程度、ミディアムループ:6ft(1.8m)程度、タイトループ:3ft(0.91m)以下です。
ワイドループ
ミディアムループ
タイトループ
このタスクの詳細については、この後追ってアップしていきます。

簡単な説明の後、ナローループのフォルスキャストを6回行います。ラインは50フィートです。
このタスクで期待されることは、CIのタスク1とほぼ同じです。
違う点はラインの長さが50フィートになっていることと、ループの幅が3フィート以下となっている点です。
このループ幅は、ライン先端がロッドティップを通過する辺りで、ループ先端から3~4フィートの地点で計ります。
この、ループ幅3ft以下というのはなかなかに厳しい課題で、ロッドのアクションによってはほぼ不可能な場合もあるのではないかと思います。
では、どのようなロッドがナローループを形成するのに向いているかといえば、皆さん直感的にお分かりになっているかと思いますが、ティップが軽い、ファストアクションのロッドの方がよりナローなループを形成しやすいといえます。つまり、ロッドのアクションによって、作ることができるループの幅にある程度の限界があるといえます。しかし、ちょっとしたテクニックというか、コツをつかむとそれを超えたナローループを作ることも可能ではあります。
そのテクニックを使って、同じロッドでキャストしたのが次の動画です。
比較しやすい様に、ラインをトレースした静止画にしてみました。
以下でそのテクニックをご紹介します。

FFIが定めるツーハンドキャスティングインストラクターになるには以下の項目をクリアする必要があります。
・事前にFFI会員になること。会員になるにはこちらをクリックしてください。
・FFIの定めるCI(キャスティングインストラクター)、MCI(マスター・キャスティング・インストラクター)であること、もしくはEFFA, GAIA, AAPGAI, APGAIアイルランド、SGAICなどの他団体が運営する試験資格を保有する場合、資格要件は免除される場合があります。その場合は事前に本部まで申請を出してください。
・THCIテストに合格すること
以上3点です。
上記のうちのパフォーマンステストの内容と心得をPDFで載せておきます。
パフォーマンステストの概要を下に記しておきます。
1.右サイドでの70フィートのナローループ・フォルスキャスト
2.左サイドでのフィートのナローループ・フォルスキャスト
3.ループサイズについての説明と実演
4.テーリングループについての説明と実演
5.フォルスキャストを行わない、オーバーヘッド方向転換キャストの実演
6.100フィートのオーバーヘッドキャストの実演
1.右サイドでのデッドライン・ロールキャストの実演
2.左サイドでのデッドライン・ロールキャストの実演
1.右サイドで80フィートのDループスイッチキャストの実演
2.右サイドで80フィートのVループスイッチキャストの実演
3.左サイドで80フィートのDループスイッチキャストの実演
4.左サイドで80フィートのVループスイッチキャストの実演
5.パイルドアンカーを伴ったスラック・アンカーポイントについての説明と実演
6.ラインの長さとキャスティングストロークの長さの関係の説明と実演。
1.左岸からの 45°の角度変換を伴った 80 フィートのシングルスペイの実演
2.左岸からの 45°の角度変換を伴った 100 フィートのシングルスペイの実演
3.右岸からの 45°の角度変換を伴った 80 フィートのシングルスペイの実演
4.右岸からの 45°の角度変換を伴った 100 フィートのシングルスペイの実演
5.90°以上の角度変換を伴った、80 フィートのシングルスペイの実演
6.フォワードキャストで下流側へのアンカリングの間違いの説明と実証
7.上流すぎるアンカーポイントについての説明と実証
8.ブラッディⅬの説明と実証する。
1.左岸からの 90°の角度変換を伴った 80 フィートのダブルスペイの実演
2.左岸からの 90°の角度変換を伴った 100 フィートのダブルスペイの実演
3.右岸からの 90°の角度変換を伴った 80 フィートのダブルスペイの実演
4.右岸からの 90°の角度変換を伴った 100 フィートのダブルスペイの実演
5.80 フィートで 45°以下の角度変換を伴ったダブルスペイの実演
6.アンカーポイントが配置される場所についての説明と実演。
7.ブラッディⅬの説明と実証
8.最小限のバックスペース(6 フィートあるいは 1.8m)でのキャスティングの説明と実演
1.左岸からの 90°の角度変換を伴った 80 フィートのスネークロールの実演
2.左岸からの 90°の角度変換を伴った 100 フィートのスネークロールの実演
3.右岸からの 90°の角度変換を伴った 80 フィートのスネークロールの実演
4.右岸からの 90°の角度変換を伴った 100 フィートのスネークロールの実演
5.80 フィートで 45°以下の角度変換を伴ったスネークロールの実演
6.不完全なタイミングのフォワードキャストについての説明しと実演する
7.カーブドアンカーについての説明と実演
1.左岸からの 90°の角度変換を伴った 80 フィートのキャストの実演
2.左岸からの 90°の角度変換を伴った 100 フィートのキャストの実演
3.右岸からの 90°の角度変換を伴った 80 フィートのキャストの実演
4.右岸からの 90°の角度変換を伴った 100 フィートのキャストの実演
5.45°以下の角度変換を伴った、80 フィートのキャストの実演
45°の角度変換を伴ったアンダーハンドキャストの説明しと実演する。キャストにお
けるロッド、ライン、リーダーの選択とその役割についても説明します。
1.ラインのシューティングについての説明しと実演
2.上流、下流へメンドするラインコントロールについての説明と実演
___1.キャストを成功させるために、沈んでいるラインを水面に上げるのに必要とされることの説明と実演
___2.シンキングラインもしくはシンクティップラインを使用した80フィートのシングルスペイの実演
___3.シンキングラインもしくはシンクティップラインを使用した80フィートのダブルスペイの実演
様々なティーチングスキルの確認
以上です。
これらの詳細な内容などは追ってアップロードしていきます。