ノースフォークというブランクメーカーをご存じでしょうか?
うかつなことに、ぼくはつい最近までこのきわめて革新的でハイクオリティのブランクを製造しているメーカーのことを知らずにいました(;’∀’)
創業者はゲイリー・ルーミス
創業者はゲイリー・ルーミス。
言わずと知れた、超有名ロッドメーカーG.LOOMISの生みの親ですね。
そのG.LOOMISを軌道に乗せ売却した後、
10数年の時を経て立ちあげた会社がこの、
ノースフォーク・コンポジット社です。
その、ノースフォークのブランクを組み上げてみた。
その、ノースフォーク・コンポジット社のブランクを組み上げてみましたので、
ご紹介します。
今回組み上げたモデルは…
今回組み上げたのは同社のLMXというシリーズの9ft#6モデル。
このLMXというのは40Tという高弾性のグラファイトを中心に、
部分的にさらに高弾性の50Tを組み合わせて作られたシリーズです。
試した感想
そのロッドを少しだけ試し振りしてみました。
ハイ・スピードのラインが簡単に!
この日は風が強く、#6というラインをキャストするには少々”きつい”状況だったのですが、
そんな風が気にならないぐらいに速いスピードのラインをいとも簡単にキャストすることができました。
これは同時に遠投にも適した特徴だといえます。
広く、強風が吹き荒れる湖や海、あるいは開けた本流域などで、
苦労や疲れることなく、遠投して釣りを楽しみたいという方にうってつけです!
スピードを落としたければ、重めのラインがお勧め
比較的近い距離を中心に釣る時や、
ラインのスピードは落として、ゆったりとキャストを楽しみたいという方には
表示番手よりも1番手重いラインを合わせると良いと思います。
今回組み上げたロッドを例にとれば、#7のラインを合わせるということですね。
例えば、静かにライズを繰り返している魚に対して、
それを驚かすことのない、正確でデリケートなプレゼンテーションをしたいというときや、
確実に底をトレースするためにダンベルアイを装着したクラブ・パターンを、
静かに、しかし神経質にテーリングしているクロダイに向かって、
やはり静かに着水させてたいといったような場合です。
今回のロッドは釣りもさることながら、
キャスティングの練習にも最適なスペックだといえます。
もし、あなたがFFIのキャスティングインストラクターの試験のための練習に使おうと思われてるのでしたら、このロッドと#7のラインの組み合わせをお勧めします。
この試験では多くのタスクが40ft前後の距離で行われ、
キャストするループは見ている人が目で追いやすい、
スピードを落としたループでキャストすることが求められるからです。
そのほかのバリエーション
このノースフォーク・コンポジット、LMXのシリーズはこれの他に
全て9ft、4ピースで#4~#10までがラインアップされています。
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