2023年、今年もいよいよ釣りのシーズンが始まりました。
シーズンはじめはミッジングから
毎年、ぼくのシーズンはじめの釣りは、
長良川のミッジングから始まります。
今年も2月1日の長良川中央漁協、
2月13日の郡上漁協の解禁日にそれぞれ行ってきました。
朝早くから、この日を待ち望んだたくさんの人たちが集い、
シーズン最初の釣りを楽しみました。
特に郡上の解禁は週末だということもあり、相当なひとで。
フライばかりでなく、餌やルアーの釣り人も入り乱れての解禁となりました。
年々扱いが難しくなる極小フライと極細ティペット
しかし、毎年思うのですが…
シーズン最初にすることになるこの釣りは、繊細さの極み。
シーズンしょっぱなに味わうことになるこのハードルの高さは、
歳とともに高くなっています(;^_^A
フックサイズ#20台、時に#30台が必要になる場合もあり、
それに合わせて、ティペットも9~12Xというサイズを使うこの釣りは、
細かいもが見づらくなった年齢には、フラストレーションの極致だといえます。
そんなイライラを少しでも解消しようと、こんなものを作りました。
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ユーティリティー・クリップ¥770 ¥700
これを使うことで、ごく細いティペットをフライに結んだり、
ティペット同士を結ぶことが格段に楽に、素早く行えるようになりました。
繊細さと遠投性の両立の難しさ
この釣り、特に長良川本流のような幅のある川でのミッジングには、
その繊細さの他にも、一見相反するような難しさも同時に存在します。
このような広い川では、当然ですが時に遠投が必要になります。
また、周囲が開けているので、強い風も吹きがちです。
そうなると、ラインの重量はある程度重いものが必要になります。
使うフライやティペットのサイズからすると、軽いラインを使いたくなるのですが、
そうすると、遠投や強い風のかなでキャストするにはかなりの無理が生じてしまうのです。
ロッドもある程度長いものの方が、コントロールがしやすいといえます。
そんな条件を元に、ぼくが使うタックルは以下のようなものになります。
ロッド
ロッドは9ftの長さで#4、時に#5を使うこともあります。
ライン
ラインもロッドと同じ#4、あるいは#5のフローティングラインで、
遠投と、その後のラインコントロールを考えると
ベリーが長めのものが良いと思います。
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ロングベリー・ディスタンス¥14,410
それでも楽しく、やめられないこの釣り
結ぶことがたいへんで、ちょっとしたミスでも簡単に絡んでしまう
極細のリーダーとティペット。
それと同時に遠投や、強い風の中でのキャストも強いられることも多い
本流筋でのミッジング。
シーズン最初に行うには、あまりにも難易度が高い釣りですが、
それだけに釣れたらうれしさもひとしおで、なかなかやめられません。
そんな難しくも楽しいミッジングに関する動画も最近アップしました。
まだご覧になっていない方は、そちらも是非ご覧ください。
この釣りに、今年このようなショルダーバッグを使ってみました。
たいへん使いやすく、生地の風合いも良いバッグで、
長年にわたって使っていけそうです。
ご興味のある方は、上の写真下の「オンコリンクスEXPスタンダード」
の文字をクリックしてください。