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ロッドのバット、フェルール付近の折れ修理


9ft#10、4ピースロッドのバット部分、フェルール付近が折れたので修理をとのご依頼をいただきました。

折れた場所はフェルールから数センチほど下の部分。

場所的にはちょっと微妙な位置でした。

これよりもフェルールよりで折れてしまうと、補強のラッピングができなくなってしまうので、
メス側のフェルールの内径に合わせた別のブランクをフェルールとして使い、
折れた個所よりも少し下をカットして、そのフェルールを接続しなくてはならないのですが、
今回は元のブランク使い、それを接続するだけで済みそうです。

出来上がりはこのような感じになりました。

「とにかく折れないように」とのご要望だったので、
折れた個所の接続にはソリッドのカーボン棒をフェルール内径に合わせて削り出し、
それを挿入して、上からカーボン繊維で巻き、補強しました。

このような、折れたロッドを繋ぎ合わせる修理も承っています。

お気に入りのロッドが折れてしまった。

廃盤商品でメーカーにも部品が無いから修理不能だと言われたけど、何とか修理して使いたい。

そんな時にはぜひ一度お問い合わせください。

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    フェルール部分の折れ修理


    スピゴットフェルールのメス部分、
    ちょうどオスフェルールの先端部分に
    あたるところで折れたもの。

    これを単純に接続するだけだと、
    オスフェルールの先端が
    接合部に接触してフィット感が悪くなる
    可能性がありました。

    それを避けるために、メスフェルールの部分の
    折れた部分よりも数センチ上でカットして
    別のブランクから別途作り
    それを接続することにしました。

    出来上がりはこのようになりました。

    これでまた問題なく使っていただけるはずです。

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      グリップ破損と、リールシート接着剥がれの修理


      長年の使用で、リールシートの接着剤の劣化のためか、
      接着部分がはがれ、抜けてきていたのと、
      グリップの後ろ部分、リールシートのポケット部分も含めて
      酷く痛んだコルクの修理です。

      修理前の写真はこんな感じです。

      修理方法は、抜けてきたリールシートを、
      傷つけることなく抜くことができたので、
      金具とウッドのスペーサーは温存して、
      接着しなおすことにしました。

      グリップ部分も、痛みの激しい、
      後ろの部分だけを交換。

      ほとんどの部分は温存することにしました。

      出来上がりはトップの写真のようになりました。

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