雄側はこのように折れ、雌側にはそのフェルール部分が残ってしまっています。
これはなかなかに難しい状況。
本体ブランクの内側の壁に傷を付けないよう、慎重に作業を進め、何とか無事に折れた部分を取り除くことに成功。
元々のフェルールはチューブラーだったのですが、お客様のご希望もあり、より強度に優れたソリッドのフェルールを接着しました。
リールシートのウッドスペーサーも少し傷ついていたので塗装をし直してほしいとのことで、この部分も補修。
2ピース#4のロッド、ティップセクションが折れたので、その修理と同時にこれを4ピースにしてほしいとのご依頼
修理&改造後はこのように…
先日、写真のような5ピースのスペイロッドの#4セクションのスピゴットフェルール破損の修理のご依頼がありました。
なかなか”見事な”粉砕ぶりです。
残っているパーツをできる限り再利用しながら補強を施し、下のようになりました。