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浜名湖で体験!クロダイサイトフィッシングイベント



フライフィッシングの楽しみ方は多岐にわたりますが 、その中でも特にエキサイティングで、一度体験すると誰もが夢中になってしまう釣りがあります。

それが「サイトフィッシング」です。

来る7月20日(日曜日)に、そのサイトフィッシングの達人であり、浜名湖のクロダイ釣りのエキスパートとして知られるワチェット鈴木さんと合同で、実釣イベントを開催します。

このイベントは、昨年も3回ほど開催し、たいへん好評でした。
そして、今回はそれに続くもので、今年の第1回目の開催となります。

過去のイベントの様子は下の動画をご覧ください。

https://youtu.be/lIqSopLk6GQ

https://youtu.be/HjvsYtVDrys

ここでまず、フライフィッシャーを虜にする浜名湖クロダイ・サイトフィッシングの奥深い魅力について簡単にご紹介します。

水中のハンティング!浜名湖クロダイ・サイトフィッシングの魅力とは?

サイトフィッシング:見えるターゲットを狙い撃つ興奮

まず「サイトフィッシング」とは、その名の通り、釣ろうとする魚の姿を直接目で確認しながらアプローチする釣り方です。

魚がどこにいて、フライに対してどんな反応を示すのか、そのすべてが見えるため、まるで水中の獲物を狙うハンターのような、アングラーの狩猟本能を揺さぶる興奮が味わえます。

浜名湖は日本の”ボーンフィッシュ・フラット”だ!

海外のソルトウォーターフライフィッシングでは、遠浅の海(シャローフラット)でボーンフィッシュなどを狙う釣りが絶大な人気を誇りますが、実はここ日本の浜名湖でも、それに匹敵する素晴らしいサイトフィッシングが楽しめるのです。

そのターゲットこそが「クロダイ」です。

浅瀬に差してきたクロダイを見つけ、息を殺して近づき、完璧なキャストでフライを届ける…

この時見つけられるのは、はっきり目視できる尾びれ、いわゆるテーリングと呼ばれるものであったり、ひじょうに判断が難しいわずかな魚影や魚が移動時にできるかすかな引き波、つまり「ナーバスウォーター」の場合もあります。
時にはそれですらなく、ほとんど”勘”と言える領域のかすかな違和感であったりもします。

この一連のプロセスは、まさに究極のゲームフィッシングといえるでしょう。

なぜクロダイは面白いのか? 賢いターゲットとの知恵比べ

クロダイは非常に警戒心が強い魚です。

アングラーの存在やラインの影、不自然なフライの動きをすぐに見破り、あっという間に姿を消してしまいます。

だからこそ、面白い!

どうすれば魚に警戒されずに近づけるか(ストーキング)。

どんなフライを選び、どうアプローチすれば口を使ってくれるのか。

刻一刻と変わる状況の中で、自分の知識と技術、そして観察力と想像力を総動員して答えを導き出す。

この知的なゲーム性こそが、多くのアングラーを魅了してやまないのです。

【イベント告知】フライフィッシングの達人、ワチェット鈴木さんと学ぶ1日

この最高にエキサイティングな釣りを、浜名湖を知り尽くした第一人者から直接学べる、またとない機会です。

ワチェットの鈴木さんはクロダイサイトフィッシングの技術知識ともに卓越しており、浜名湖でのガイドとしてもたいへん人気があります。

今回はそんな鈴木さんに釣りのガイドをしていただきながら、その技術や知識を学ぶこともできる数少ないチャンスです。

ガイドをしてもらい、クロダイのサイトフィッシングを存分に楽しみながら、次からの釣りに役立つノウ・ハウも同時に身につけることができるのはこのようなイベントならではです。

イベント概要

  • イベント名: 浜名湖のクロダイサイトフィッシング、ワチェット鈴木さんとの合同イベント
  • 開催日時: 2024年7月20日(日)
  • 講師: 岡田裕師、ワチェット鈴木

座学:エキスパートの知識を徹底解説

午前中は座学形式で、クロダイの生態や習性、ポイントの見つけ方、効果的なアプローチ、フライの選択と使い方など、ぼくと鈴木さんが長年培ってきた理論と実践のノウハウを惜しみなくお伝えします。

実釣:浜名湖を知り尽くしたガイドと実践

午後は、いよいよ浜名湖での実釣です。座学で学んだことをすぐに実践できるのが、このイベントの最大の魅力。

鈴木さんの的確なガイドのもと、実際にクロダイを狙っていただきます。

初心者の方でも、タックルからキャスト、アプローチまで丁寧にサポートしますので、安心してご参加ください。

この夏、最高の思い出を!お申し込みはこちら

サイトフィッシングが初めての方も、これまでなかなか釣果に恵まれなかった経験者の方も、きっとご満足いただける内容です。

この夏、忘れられない一匹との出会いを、ぼくたちと一緒に体験しませんか?

あなたのご参加を心よりお待ちしております。


▼イベント詳細・お申し込みはこちらから▼

席には限りがございますので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください。

【浜名湖】実釣レッスン&ガイド|ワチェット合同イベント詳細ページ

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今年の南信本流は…


例年と同じように、今年も2月の解禁から長野県、
南信の本流にせっせと通っています。

通うとはいっても月に1~2回、それぞれ2~3日程度、
プライベートの釣りとスクールを合わせての釣行ではありますが…

そんな中でのこれまでの様子を簡単にご紹介します。

低気温と渇水に苦戦の2月

2月の解禁日は例年にないほどの渇水。

河の形も結構変化していることもあり、
いろいろめぼしいポイントを探りながらの釣りだったのですが…

どこも、もう一つといった感じ。

やはり少し水が欲しい…。

翌週は実釣レッスン。

やはり渇水に苦戦。

それに加えこの日は低気温。

とにかく寒い!

この時期、気温は低めの方が雪代は出ないので、
水温は安定しているのですが、それにしても水位が低すぎる感じでした。

そんなこんなで、2月は釣果なし。

他に聞こえてくる釣果も数えるほど。

例年にないほどの低調スタートとなりました。

高気温&爆風の3月

3月は22,23の両日でスクールを開催しました。

そして、その前日にはスクールの下見もかねてプライベートの釣りも…

2月と比べると河の水位も上昇し、水色もいい感じ。

気温も暖かく少々雪代は気になるものの、
それほどでもなさそう。

何より暖かいのは釣りをしていても気分が良いですね。

ただ、午後からは爆風ともいえる強風が…

それも、コロコロと方向が変わり、
なかなか厄介な風でした。

それでもいくつかの釣果があり、
調子は間違いなく上昇している感じでした。

そして4月は…?

そして今月、はどうなるのか。

これまであまり釣れていなかった分、
どこかで”爆発”するんじゃないかと密かに期待満々なのです。

気温も上昇してきて、
雪代もそろそろ落ち着くことでしょう。

4月は26,27日にスクールを予定していますので、
ご興味のある方は是非よろしくお願いします!

スクールの詳細はこちらをご覧ください。
(イベントの文字をクリックしてください)

*スクールなどのご案内は
主に無料のメールマガジンでご案内しています。

このメールマガジンはスクールなどのイベントの
ご案内のほかに、フライフィッシングに関する
いろいろな情報をお届けしています。
ご興味のある方は是非ご登録してお楽しみください。

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最適なラインバスケット選びのガイド


フライフィッシングにおいて、キャスト後のラインの処理は、
スムーズな釣りを展開する上で非常に重要です。

特に足元に岩や小枝などが多かったり、
サーフなど波のある場所で立ちこみをするなどといった、
手繰ったラインが絡みやすい環境下では、
ラインの処理に苦労することも少なくありません。

そんな時に役立つのが「ラインバスケット」とか「ストリッピングエイド」
などと呼ばれる道具です。

ラインバスケットとは?

この道具は、フライラインをリトリーブ(手繰り寄せる)する際に、
ラインを一時的に溜めておくための道具です。

これにより、手繰ったラインを足元に落とす必要がなくなり、
足元でラインが絡まったり、風に煽られたりするのを防ぎ、
快適な釣りをサポートしてくれます。

ラインバスケットのメリット

ラインバスケットを使用することには、以下のようなメリットがあります。

  • ラインの絡みの軽減
    リトリーブしたラインが足元や障害物に絡まるのを防ぎ、
    スムーズな次のキャストを可能にする。
  • 飛距離の向上
    ウェーディング時、ラインを水面につけることなく手繰ることができるため、
    キャスト時の抵抗が減少し、飛距離アップにつながる。
  • 風の影響の軽減: 手繰ったラインが風に煽られることによるトラブルを軽減する。
  • 集中力の維持: ライントラブルから解放されることで、釣りに集中しやすくなる。

ラインバスケットの種類と選び方

形状

ラインバスケットは、リトリーブしたフライラインを保持する方法によって、
大きく分けて二つの形状があります。

  1. バスケットタイプ
    縁のある容器状の形状で、リトリーブしたラインをその内部に溜めておくタイプ。
  2. プラットフォームタイプ
    平らなプラットフォームに、シリコーンやプラスチック製の棘(スパイク)が複数配置された形状で、
    ラインをこれらの棘に引っ掛けて保持するタイプ。

各タイプの特徴とメリット・デメリット

それぞれのタイプには異なる特徴があり、
使用する状況や釣り人の好みによって適したタイプが異なります。

1. バスケットタイプ

特徴:
  • 箱型またはバケツのような形状で、縁があるためラインをしっかりと保持できる。
  • スパイクがないシンプルな構造のものや、
    手繰ったラインがバスケット内部で絡まないように、
    スパイクなどの突起があるのものがありますが、
    現在ではそのような突起を備えたものが主流となっている。

メリット:
  • 高いライン保持力
    風が強い状況や、移動しながら釣りをする際でも、
    ラインがバスケットから抜け落ちにくい。
  • 優れた絡み防止効果
    特に内部に突起があるものは、ラインが絡まるのを効果的に防ぐ。
  • 多様な素材と形状
    種類が多く、用途や好みに合わせて、
    様々な素材や大きさ、深さの製品から選ぶことができます。

デメリット:
  • やや嵩張る
    プラットフォームタイプに比べると、一般的にサイズが大きく、
    持ち運びや収納にやや難あり。
  • 重量感
    プラットフォームタイプよりもやや重くなってしまう。

お勧めのバスケットタイプ

KEEPER ストリッピングバスケット

¥8,800 ¥8,000

岩場など足場の悪い場所や、サーフなど足元にラインを置けない場所では必携です。

在庫あり

2. プラットフォームタイプ

特徴:
  • 平らなプラットフォーム上に、複数本のシリコーン製または
    プラスチック製の棘(スパイク)が立っているタイプ。
  • リトリーブしたラインをこれらのスパイクに引っ掛けて保持する。
  • 軽量でコンパクトなものが多い。

メリット:
  • 軽量・コンパクト
    持ち運びや収納に優れており、身軽に釣りをしたい場合に適している。
  • 開放感
    バスケットタイプのような閉塞感がなく、開放的な感覚で使用できる。

デメリット:
  • 風に弱い
    強風下では、手繰ったラインがスパイクにかからず、
    外れてしまうことがある。
  • 保持
    バスケット タイプでは、手繰ったラインが
    すべてバスケット内に保持されるのに対して、
    このタイプでは手繰ったラインの一部が下に垂れ下がる。

    そのため、波のあるサーフやディープウェーディング時などでは、
    そのラインが水に接するため抵抗が増えて、飛距離が落ちたり、
    波によりラインが絡む危険性がある。
  • スパイクの耐久性
    スパイクの素材や形状によっては、
    使用頻度や負荷によって劣化・破損する可能性がある。

お勧めのプラットフォームタイプ

ラインマスター

¥17,600 ¥16,000

折り畳み式で、たいへん使いやすい
フライラインストレージです。

在庫あり (お取り寄せができます)

どちらを選ぶべきか?

どちらのタイプを選ぶかは、あなたの釣りのスタイルや環境によって異なります。

  • 安定性を重視するなら
    風の強い場所や、移動の少ない状況での釣りが多い場合は、
    ライン保持力の高いバスケットタイプがおすすめです。

特に、サーフでの釣りや、風の強い状況下での釣りではバスケットタイプが有効です。

  • 軽量性・コンパクトさを重視するなら
    遠征などといった、できるだけ荷物を減らしたい遠征や、
    足元が不安定で身軽に動きたいなどといった場合には、
    プラットフォームタイプが適しています。

ラインバスケットの使い方

ラインバスケットの使い方は簡単です。

  1. ラインバスケットを付属のウェストベルトを使い、
    腰の適切な位置に装着します。
    この位置はお好みの位置でよいのですが、
    身体の中心よりもラインハンド側にやや傾けて、
    低い位置に装着するのが使いやすいと思います。
  2. キャスト後、リトリーブする際に、ラインをバスケットの中や、
    プラットフォームの上に乗るように置きます。
    この時、一か所にまとめておくよりも、少しばらけるように
    位置をずらしながら手繰ると、キャストした時に絡みにくくなります。

まとめ

ラインバスケット、ストリッピングエイドは
フライフィッシングの快適性を大きく向上させる便利なアイテムです。

特に、風が強い日や、足元に障害物が多い、
ライントラブルが起きやすい状況下ではその効果を実感できることでしょう。

ご自身の釣りのスタイルや環境に合わせて、
最適なラインバスケットを選んで、
より快適なフライフィッシングライフを楽しんでください。


このまとめ記事が、あなたのラインバスケット選びの参考になれば幸いです。