説明
11’0”という、短いソルトウォーター用ツーハンドロッドです。
これまで、シングルハンドロッドが使われることが多かったソルトウォーター・フライフィッシングにおいてツーハンドロッド、特にこのシークルセーダーのように短いツーハンドロッドを使う利点は数多くあります。
1.厳しい気象条件での対応性
ソルトウォーターでの釣りにおいて気象条件、特に風についてはフレッシュウォーターでの釣りよりも厳しいことが多いでしょう。そのような場合に両手でロッドが振れるということはたいへんなアドバンテージがあります。強い風の中でもしっかりとロッドをコントロールできるし、利き腕からの風でも比較的容易に対処できます(シングルハンドでは利き腕と反対側でロッドを振ることは、たいへん難しいものですが、ツーハンドでは意外と容易にグリップを入れ替えてキャストすることもできます…「エー…、そんなぁ!?」と思わる方も多いでしょうが、試してみてください。イメージとは裏腹にその容易さに驚かれるはずです)。
2.大型で力の強い魚への優位性
通常川で使わるツーハンドは、ソルトウォーター用のシングルハンドと比べるとかなり長く、そのような長いロッドは重く力の強いソルトウォーターの魚とのファイトを考えると、たいへん不利になるのですが、この『シークルセーダー』のように11フィートという短いものでは、長いグリップと相まって、一種のテコとしてたいへん優位に働きます。
3.疲れにくい
ソルトウォーター・フライフィッシングでは、時として当てもなくひたすらキャストを続けることを強いられることがあります。
このような時、シングルハンドと比べて、ツーハンドロッドはより疲れにくく、安定したキャストを繰り返すことができます。
このような場合、より良い釣果を得られるかどうかはこの、安定したキャストを疲れることなく、より多くできるかどうかということにかかっている場合が往々にしてあります。
などなど…
このほか多くの利点があり、これからのソルトウォーター・フライフィッシングに大きな可能性を秘めた、ショート・ツーハンドロッド。
是非皆様も…!
Sea Crusader Specification
モデル Model | ライン Line | 継数 Pieces | 重量(g) Weight | 金額¥(税別) Price |
---|---|---|---|---|
デルフィス Delphis | #8/9 | 4 | 183 | 6,7000 |
オルカ Orca | #10/11 | 4 | 187 | 70,000 |
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