説明
2014年のスキーナ水系スチールヘッドツアーで使用し、37インチと40インチのスチールヘッドを釣ったパターンです。
決して順調とは言えなかったこの年のスチールヘッドツアーの中で、この釣果はこのフライの有効性を物語っていると言えるでしょう。
特徴はヘッド部分。
シャイニーヘアやクラフトファーのような、アーティフィシャル・ファー(ラムズウールのような本物のファーでも同様の効果を期待できますが…)でダビングブラシを作り、ヘッド部に巻きます。その後シリコーン・コーキング材やコニシボンドのSUなどのシリル化ウレタン樹脂で紡錘形に形成します。
この大きなヘッドによりフライは水流の抵抗を大きく受け、まるで野球の投手が投げるスライダーのように右に左に、上に下に不規則に揺れ動きます。また、その後ろに付けられた柔らく動きの良いオーストリッチやラビットストリップもヘッドが作り出す乱流により、やはりたいへん激しく動き、魚を魅了します。
レシピ
シャンク:フックシャンク。タイイング後、ベンドをカットする
フック:オクトパス #2~#6フックとシャンクはPEラインやダクロンラインでループを作り、接続。テールのラビットストリップにフレンチ・ヒッチで留める。
テール:ラビットストリップ
バット:ファーリーボディ、プラスチックシェニール、ポーラーベア、シールスファー等
ウェイト:ビーズヘッド(オプション)
ハックル:オーストリッチ、マラブー等+アムハーストフェザントテール(オプション)上にオプションでフラッシャー。
ヘッド:シャイニーヘア、クラフトファー等をダビングループにはさみ、ツイストして巻くか、シャイニーブラッシュを巻き、シリコーンコーキング材または『ボンド SU』などのシリル化ウレタン樹脂でコートする。
タイイング手順を動画にてご紹介します。
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