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フライロッドティップ折れ修理


先端から20センチほどが折れたフライロッド

フライロッドのティップ、
先端から20センチほどが折れてしまったロッドの修理です。

この位置だと、折れた部分にトップガイドを
取り付けて使うには下すぎる。

つまり、この部分では硬すぎて、
とてもフライロッドとしては
使い物になりません。

幸い折れた部分は紛失しておらず、
この部分をつなぎ合わせれば、
再び使うことができます。

修理方法の概要

今回の修理の仕方は、
だいたいこんな感じです。

折れた部分の内側から補強するために、
内径に合うようにソリッドのグラファイトを
削り出し、それで接続。

つまり、極細のスピゴットフェルール
のような感じでつなぎ合わせました。

そして、その上から
グラファイトの繊維を巻き付け
接合部が割れないように補強して、
エポキシ樹脂でかためました。

できあがりはこんな状態

仕上がりの感じはこんな感じです。

出来上がりの曲がりはこんな感じ

出来上がったロッドの曲がりを確認するために、
軽く曲げてみました。

お問い合わせはこちら

大切に使っていたロッドが折れてしまった。

でも、もう生産中止で、メーカーも修理してくれない。

大事にしていたロッドだから、
なおるものなら、直して使いたい。

そんなロッドをお持ちでしたら、
下のフォームからお問い合わせください。

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    CTS クォーツDQ 11’6” #6


    新規で取り扱いをはじめた
    ニュージーランドのブランクメーカー。

    CTSのブランクが先日少し入荷してきました。

    そして、そのうちのグラス製のツーハンドロッド
    クオーツDQの11’6” #6を先日組み上げました。

    続きを読む CTS クォーツDQ 11’6” #6
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    【ロッドの修理】痛んだロッドグリップの交換


    長年の使用で、
    すっかりすり減って、痩せて、
    そして汚れてしまったグリップ。

    これを新しいコルクに交換してほしいとのご依頼をいただきました。

    通常このような場合、グリップよりも上にあるガイドや
    ワインディングチェックなどのパーツを一旦取り外し、
    新しいグリップを取り付けます。

    ですが、今回はグリップ以外のパーツは
    外すことなく、コルクリングを接着し、
    それを成形する方法をとりました。

    こんな感じに仕上がりました!

    あなたも、使い込んだロッドのグリップが
    痛んできて、交換したいとお考えでしたら、
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