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FFI CI(キャスティングインストラクター)パフォーマンステスト:ロールキャスト


ロールキャスト

FFI のCI(キャスティングインストラクター)の15個あるキャスティング・デモンストレーションに関するパフォーマンステストのうち、タスク9~11はロールキャストに関するタスクです。

ここではその、ロールキャストについて解説します。

各タスクの内容は、タスク9:ナロー&ワイドループ、タスク10:オフショルダーキャスト、タスク11:ロールキャスト・ピックアップです。

先ずは本題に入る前に、このタスクのダイジェスト動画をご覧ください。

タスク9 ナロー&ワイドループ

40ftのラインを出し、ロールキャストでナローループとワイドループを投げ分けます。リーダーはしっかりターンするようにしましょう。

ループ幅

ループの幅はターゲットライン(あるいはロッドティップ・パス)とストローク後のRSP(ロッドストップポイント)との高さの差によって決定されます。

ナローループ時のロッドストップ位置
ワイドループ時のロッドストップ位置
ロールキャストの注意点
バックストローク

ロールキャストではバックストロークはゆっくりと、水面のラインを引きずるように行い、フォワードキャストの直前でラインがロッドティップから下に垂れさがり、動きがない状態からキャストを行ってください(デッドライン)。ラインを後ろへ飛ばしてしまうのはロールキャストとは言えませんし、アンカーポイントが大きく後ろに逸れてしまいやすくなります。

フォワードキャストのタイミングとアンカーポイント

フォワードキャストは、キーポジション(フォワードキャストに備えてロッドを少し後ろに倒して構えた状態)で、そのロッドティップからラインが下に垂れさがり、ラインと水面の接点(アンカーポイント)が自分の直前の足元辺りまで引きずられてきた時に行います。

このタイミングが遅すぎるとアンカーはキャスターよりも後ろへ逸れてしまい、アンカーの量が多く水との抵抗が大きくなり過ぎてしまいますし、早すぎるとアンカーは大きく前に離れた位置になってしまい、ラインはロッドティップから十分垂れ下がることができないため、ロッドに負荷を掛けづらくなってしまいます。ロールキャストでは、キーポジションで下に垂れさがったラインの重量でロッドに負荷を掛けます。

正面から見たアンカーポイント

キーポジションは、ロッドを少し後ろ(1時~2時程度)に倒すと同時に外側にも少し倒してロッドを構えます。そのようにするとアンカーポイントはキャスターより少し外側の位置になり、安全にキャストすることができます。これが近すぎる、つまりロッドを立てすぎるとアンカーが体に近くなり過ぎ、フライが体の近くを通り過ぎるため危険な場合があります。また反対に遠すぎる(ロッドを外に倒しすぎる)とフォワードキャストでロッドに負荷を掛けずらくなるし、ラインは捩じれて飛んでしまいます。

タスク10 オフショルダーキャスト

40ftのラインを出し、利き腕と逆の片側でロールキャストを行う。リーダーはしっかりターンオーバーさせてください。

キャストの要領はタスク9と同様です。違う点といえば、ロッドティップは最後まで利き手と反対を通過することです。途中で利き手側にずれやすいので、気を付けてください。

具体的なやり方は、上の動画のようにロッドを傾けて行っても構いませんし、ロッドを持つ手を持ち替えて行っても構いません。

タスク11 ロールキャストピックアップ

40ftのラインを出し、ロールキャスト・ピックアップを行います。また、その用途も説明してください。

このキャストは、ロールキャストを行って前方の空中へラインとフライを持ち上げて、それらが空中にあるうちにバックキャスト→フォワードキャストへと繋げるキャストなのですが、途中水面や地面にフライやラインが接してしまう(ティック、あるいはティッキングと呼ばれます)ことを防ぐため、最初のロールキャストを少し高めに行うと良いでしょう。

ロールキャストを低めに行ってしまうと、下の動画のようになってしまいます。

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