説明
特徴
新しく2018年向けにデザインされた15ftロッド用の競技用ラインです。
このラインは比重0.94で58ftのフロントテーパを持っています。
たいへん柔らかいコーティングが施されたこのラインは耐久性に優れていながらよりタイトなループを作り出すのに十分な柔軟性を備えています。
このラインはそれ自体がたいへんキャスタビリティに優れていますが、必要に応じて改造することができます。下のインストラクションをご覧ください。
ラインをカットする前にお読みください!
ラインをカットする前にジップロックなどの密閉容器に水に浸して2日間入れておいてください。そして、キャスト後も水分を保つようにしてください。こうすることによりラインに最高の性能を発揮する水分レベルを与えることができます。
改造のヒント
もしあなたがご希望に合わせて改造しようと思われているとしたら…。
フロントテーパーの最も太い部分からカットすることをお勧めします。下の図をご覧ください。この部分をご希望の状態になるまで6in(約15㎝程度)づつカットしてください。
記:フロントテーパの後方/太い部分(先端からおよそ58ft)はおよそ21グレイン/ftです。このフロントテーパーをカットすることはターンオーバーを素早くし、ラインスピードを速くすることになります。
フロントテーパーを変更しない場合(ヘッドの後ろからカットした場合)の各長さの重量はおよそ下のとおりです。
ヘッド長(ft) | 重量(gn) |
---|---|
68 | 882 |
69 | 909 |
70 | 936 |
71 | 963 |
72 | 990 |
73 | 1017 |
74 | 1044 |
75 | 1071 |
76 | 1098 |
なぜコーティングが柔らかいと良いのか…
今回のラインの最大の特徴はその柔らかいコーティングだと思います。
ここで、コーティングが柔らかいことのメリットは何かということを考えてみたいと思います。
フライラインには大なり小なりメモリというものがあります。これはフライラインがそれまでの形を保とうという力ということです。フライリールから引き出された直ぐの場合はフライラインの”巻き癖”になりますし、これを取り除くため引き延ばした場合は真っ直ぐになろうとする力です。そしてこのメモリはコーティングが硬いほどより強く働く傾向があります。つまり、コーティングが柔らかいということはこのメモリが少ないということになります。このメモリの影響はキャストにも影響を及ぼします。キャストで与えられたループには真っ直ぐ伸びようとする力やコイル癖がある場合はそのコイル形状に戻ろうとする力が働くため、メモリが少ない柔らかコーティングの方がループに与える影響は少なく済みます。これは特にループが展開して、それが解けるつまりラインの推進力が無くなるときに特に顕著に表れまます。特にキャストに不備がないのにループが解けるときにラインの形状が乱れる時はこの影響が考えられます。
また、これの影響はロッドに負荷を与えるときにも少なからず影響があります。メモリが強いつまり、コイル癖が強いとこれが微細なラインスラックとなり、力を伝達し辛くなるのです。
新しいワールドチャンプ2018モデル是非おためしください!
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