に投稿 1件のコメント

FFI CI(キャスティングインストラクター)パフォーマンステスト:アキュラシーキャスト


アキュラシーキャスト

FFIのCI(キャスティングインストラクター)の15個あるキャスティング・デモンストレーションに関するパフォーマンステストのうち、タスク12と13はアキュラシーキャストつまり正確さに関するものです。

タスク12は利き手側でロッドを振り、3つのターゲットを順番に当てていくというもの、タスク13はそれを利き手と反対側でロッドを振り行うというものです。

これより各タスクについて解説していきます。

先ずは本題に入る前に、このタスクのダイジェスト動画をご覧ください。

タスク12 ターゲット

先ずラインを55ft出し、次にロッドティップからラインが5ft出た位置ぐらいまで手繰りこみます。フライを手でつまみ、その状態からフォルスキャストを開始。20ft、30ft、45ftの位置に置いたターゲットを近いものから順番に狙い、フライを落とします。

ラインの長さの調整はフォルスキャスト中に限ります。つまりフライやラインを地面や水面に置いて長さ調整を行ってはいけません。長さが決まったら、ホールを防止するため(このタスクもホールは禁止です)、ラインをロッドハンドに握りこんでからターゲットを狙います。第1(20ft)のターゲットを外したら最初の、ラインの長さ5ftの位置まで手繰り、再びフライを手でつまんだ状態からやり直します。第2(30ft)、第3(45ft)のターゲットを外した場合はその1つ前のターゲットの位置にフライが来るまでラインをたぐり、やり直します。それぞれのターゲットに対して3回までトライできます。

ターゲットの大きさは中心から38㎝以内、つまり直径約76㎝のリングを想像してください。

ターゲットまでの距離と射出角の関係

ターゲットまでの距離が変わるとターゲットラインの角度が変化することに注意してください。ターゲットが近いほど角度が急になります。それに合わせキャストする角度も変化させてください。ターゲットまでの距離が遠いのに、この角度が急だとティッキングの原因になりますし、近いのにこの角度が少ないと、ターゲットの上空高く狙うことになってしまいます。そのようにすると、風などの影響を受けやすく、正確性が損なわれてしまいます。

また、キャストの角度の変化とともに、バックキャストの方向もそれに合わせるように、バックキャストとフォワードキャストは直線で結ばれるように気を付けてください。

近いターゲット
中間のターゲット
遠いターゲット
タスク13 ターゲット(オフショルダー)

利き手と逆側でタスク12と同じことをします。

FFI CI(キャスティングインストラクター)パフォーマンステスト:アキュラシーキャスト」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です