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4月の本流


すっかり暖かくなって、
桜の花が見ごろの4月。

”いつもの”本流に行ってきました。

今回の釣行は、カタログ撮影をかねて

今回の釣行はいつもとは少し様子が
違っていました。

それは、あるメーカーの
来季用のカタログ用の写真を撮ることが
その主な目的だったのです。

そのメーカーとは…

ネル・エピックというブランドです。

このメーカーの詳細は、
下のロゴをクリックしてご覧ください。

ネル・エピックとは

この、ネル・エピックは、
キャニオンワークスという、
福島県にある、アウトドア・レスキュー・ウェットスーツの
OEM工場が2014年に立ち上げた、
高品質のバッグ類と、ネオプレーン製品を中心に
製造販売しているブランドです。

デザイン、裁断、縫製のすべてを自社でこなす

このように、製造工場が運営しているメーカーなので、
デザインから、裁断、縫製までのすべての工程を
自社内で行っている、
完全にメイド・イン・ジャパンのブランドです。

道具を使うプロと職人のコラボレーション

そしてその工場では、
熟練した職人の卓越した技術で
製品を作り上げているため、
縫製や品質には比類なきものがあります。

素材面でも、
ウェーダーなどに使用している
ネオプレーンを例にとっても、
高純度の最高級のネオプレーンを
使用しているため、
驚くほど軽く、柔軟です。

また、経年による素材の硬化などもないそうです。

そのような熟達した職人の手と
最高の素材を使って、
さらに多くの山岳ガイド、フィッシングガイド、
プロスキーヤーやスノーボーダーなどの
意見や要望を吸い上げて作り上げています。

そしてこの度、
そのネル・エピックの
アンバサダーとして、
ぼくもその一員に加えていたけることになりました。

そんなこんなで、
今回の撮影にと至ったわけです。

撮影は順調に進み…

撮影は3日間で行われたのですが、
3日間ともたいへん良い天気で撮影日和。

ただ、午後あたりからかなり強い風が吹き出し、
水の状態はいつもより濁りがきつく、
水温も低め。

どうやら多少雪代が入っているようでした。

釣りには必ずしも良いコンディションとは
言えませんでしたが、
撮影は順調に進み、
当初必要だと思われた写真の
ほとんどは、初日で
撮り終えてしまいました。

あとは魚の写真だけ!

「あとは魚の写真が撮れたら最高!…」

などと、プレッシャーをかけられ、
「それが一番たいへんなんだけどなぁ…」

と、やや逃げ腰ながら、
同時にやる気と期待も込めて
2日目に突入!

この日は地元プロショップ
アングラーズパラダイスの山本さんに
案内をしていただきながらの
撮影となりました。

そして、その時は唐突に!

初日よりも水の濁りは薄くなり、いい感じ。

この日も天気は良く、最高の撮影日和。

午前中は風もそれほど強くなく、
順調に撮影は進んでいきました。

初日同様、午後からはかなりの風が吹く
ことが予想されたので、
「午前中が勝負だな…」


などと思いながらフライを流していました。

そろそろいい感じの流れに差し掛かった時。

「ズンッ!」
という感じの、あの心地よい感触があり、
ぼくは、ほとんど無意識に合わせていました。

以前のぼくは、
このタイプの釣りをしているときは、
つとめて目立ったフッキングはしないように
していました。

でも、最近は
意識してフッキングをすることを
試しています。

…といっても、よくあるロッドをあおってする
フッキングはしないようにしていますが…

そのフッキングの方法が功を奏したのかどうかは
わかりませんが…。

ともかく、
この時はフッキングに成功。

無事取り込みまで至りました。

そしてありがたいことに、
近くで撮影していただいていたので、
貴重なランディングシーンも写真におさめて
いただきました!


撮影をしていただいた
ネルエピックの水野さん、
ありがとうございます!

ちなみに、
この水野さんは、
プロの山岳ガイドと
フィッシングガイドもやられており、
たいへん信頼できる方です。

登山や釣りのガイドを探している方は
下のリンクをご覧下さい。

https://guide-mizuno.com/


この日使用したタックル

この日使用したタックルをご紹介します。

ロッド

O-REX ニンブルスペイ メリボラ

ぼくがプロデュースしているスペイロッド。

ニンブルスペイシリーズのうちの
11’8” #5/6のモデルです。

ライン

シューティングヘッド

ネクストキャスト トラウトファインダー

ネクストキャストのニューモデル。

トラウトを釣ることを意識した
スカンジ系のラインです。

今回使用したのは、そのうちのF1というタイプ。

フローティングのボディと
その先10ftがインターミディエイトになっており、
さらにその先に10ftのティペットを取り付けて使うものです。

上記メリボラには300グレインを使用しました。

ただラインの重量とロッドの組み合わせについては、
かなり個人の好みにより分かれるところです。

この前後100グレインぐらいは
許容範囲です。

ティップ

ネクストキャスト シンクティップ ST-10

ネクストキャストの10ftティップです。

フローティングからS-12までバリエーションがありますが、
この時はS-16をメインに使用しました。

シューティングライン

ビジョン カタパルト・フラット 35lb

北欧のタックルメーカービジョンの
フラットタイプのモノフィラメント
シューティングラインです。

適度なハリがあり、
一旦引っ張れば、スプールの巻き癖がとれ、
絡みにくく、たいへん扱いやすく、
遠投も容易なシューティングラインです。

リーダー

リーダーはモノフィラメントの16lb.の先に
1Xのティペットをつなぎ、
全長を5ft程度にした、
シンプルなものです。

素材はナイロンとフロロの議論が分かれるところです。

ぼくの中では明確な優劣はつけがたく、
どちらも、その時の”気分”で使い分けています。

大雑把に言って
強度ではナイロン。

水中でのステルス性では
フロロといった程度です。

よく言われる比重の差は、
このタイプの釣りでは
あまり気にしていません。

フライ

この日使ったフライは、
いくつかのパターンを使いましたが、
この魚が釣れたパターンはこちらです。

この日釣れた色は、オリーブでした。

毎年新しいパターンを
思いついては試し、
それなりの結果は出るのですが、
いろいろ試して反応がないと、
いまだについ頼ってしまうのが
このパターンです。


…ということで、
当方でも、ネルエピック製品を
販売させていただきます。

今期のカタログが届きましたので、
ご希望の方に送らせていただきます。

ご入り用の方は、
下のフォームに送り先を
ご記入いただき、お申し込みください。

なくなり次第、
締め切りとさせていただきますので、
お早めにどうぞ!

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